こんにちは、新潟市で活動しているハル税理士事務所、税理士の佐々木です。
今回は、開業して間もない税理士が日常をどう送っているかを記事にしてみます。
興味あるか、ないか…そんなことは気にせずに記事にしてみますね。
なお、税理士ブログ、経営関係のブログは次のとおりです。


とある個人税理士の一日

佐々木先生の一日…
マニアックな内容ですね…。
でも、普段、どのように一日を過ごしている、というより、会社員と違うところを知りたいです!
私の一日に興味があるかどうかはさておき、
- 個人事業主(開業して数か月)
- 開業税理士
- 40代、男性(元会計事務所員)
- 家族あり(妻:フルタイム、子:小学4年、3年)
上記の属性の人間が個人事業主(フリーランス)になると、どのように過ごしているかは会社員さんから想像しにくいと思います。
私自身も、3年後、5年後にもう一度読み返して初心を思い返せるように書いてみます。
1.朝の動き



私(配送業)の場合は、朝早く、場合によっては遠出するので、旅行パックを持って家を出ていますね。
佐々木先生は自宅が仕事場だと、出勤とかないですかね…。
朝とか、何しているんですか?
私はだいたい朝5時起きですね。
早起きの部類に入ると思いますが、昔からの習慣です。
働きながら税理士試験勉強をしようと思うと「仕事終わりの夜にする」「仕事前の朝にする」の2拓です。
私の場合は、「仕事前の朝にする」が合っていましたので、20代後半からスーパー朝方人間です。
フリーランスになった今もその習慣は続いています。
朝5時に起きる
ストレッチや足もみなどする
朝ご飯を食べる
子供を起こす
洗濯物を畳む、ゴミ出しの用意をする
小学校の用意をする(基本、嫁がやってくれることのサポート)
こんな動きをしながら、目を覚ましています。
そんなことをしていると朝6時になるので、そこから仕事を始めます。
朝の1時間の仕事(6時~7時)は、事務的なものが多いです。
頭をあまり使わずにする仕事(前日の動きのメモ、単純事務作業、請求作業など)を朝のうちにしてしまいます。
その後に、子供(小学生)を見送り、午前の仕事に備えます。
なお、自宅が職場だと公私の境界が分からなくなりそうですが、今のところ「仕事服に着替える」というルーティンでそれなりにケジメがついています。
2.午前の動き
朝6時:単純事務処理
朝7時:子供の見送り
朝7時30分:田んぼの散歩
朝8時30~11時:仕事(内勤の場合は1時間に一度は休憩入れる)
11時30ころ:ランチ



へぇー。
なんか優雅な感じですね。
朝から散歩しているのかぁ。
小学生の息子2人を見送った後に一度散歩をします(天候にもよる)。
自宅がそれなりに郊外のおかげで、自宅から200mで田んぼ地帯。
そこを30分以上散歩しています。
結果、その方が頭が働くんですよ(笑)。









散策の田んぼの様子ですかね?
いろいろ生き物いますね♪
白鳥も田んぼにいるんですか…?
田んぼは季節によってサギ、カルガモ、白鳥もいますね。
写真の白鳥は阿賀野市の瓢湖のものですが。
カエル、コイ、ホトケドジョウ、オケラ…
生物観察も楽しみの一つですね。
だいたい、散歩しながら、午前と午後の動きを再確認して、そのまま午前の仕事をします。
税理士という職業柄、仕事はほぼPCの前かお客様への訪問です。
内勤の場合には、税務会計処理、税制の勉強、営業開拓ツールの整理などしています。
外出の場合には、用意をして出動ですね。
ちなみに、昼飯は11時台にしています。
会社員の時は12時でしたが、11時台に昼飯にして、12時台には二度目の散歩をしています。
3.午後の動き
12時:散策(二度目)
13時:仕事
16時:子供の迎え
17時-18時:ブログ更新



一日2回散歩。
午後に仕事して、子供の迎え。
最後にブログ更新…。
めちゃ優雅ですよ!
見た目優雅ですよね(笑)。
でも、外出(お客様訪問)が入るとけっこうハードですし、優雅に見えて、ほぼ営業・仕事・勉強のどれかをしている状態です。
そして、ブログ更新も営業兼知識の積み重ねの大事な仕事と思っています。
実際に、ブログに書くと整理して頭に入りますし、ブログに書いた言葉をそのままお客様に伝えていますしね。
4.夜の動き



そういえば、夜に佐々木先生に電話しても、そのまま出て相談してくれていますけど、仕事は何時で終わりにしているのですか?
フリーランスあるあるかもしれませんが、明確に仕事の終わり時間は決めていないです。
一応、18時にブログ更新作業をした後はフリー状態にしていますが、お客さんによっては夜や休日の方が連絡取りやすい、しやすいため、基本電話は常時OK状態にしています。
とはいえ、18時過ぎるとだいたいお酒が入ります(笑)。
なので、18時以降のお客様からの電話にも出ますが、ちょっと思考が緩い状態で出ています。
(そんなに多く飲まないので、あまり変わりないですが…。
多く飲むときは、そもそも電話に出ません(笑))
ちなみに、お客様とはLINEでつながっているので、電話よりもLINEメッセージの方が多いですね。
私の方でも「LINEはいつでも送ってください。月曜まで待って内容を忘れるよりは、気になった時にLINEしてください。」と伝えています。
もちろん、夜遅くだと回答は翌日になりますし、調べることが必要な案件は「後日調べてから回答しますね。」となります。
ちなみに、お酒が入ると寝るの早いので、21時~22時ころには寝ています。
ですので、5時起きでも7時間以上寝ていますね(笑)。
5.「営業」って何しているんですか?



事務は何となく「会計、税務の書類」とか「記帳」とかって分かるんですけど、「営業」って何しているんですか?
あまり、税理士さんと「営業」ってことが結びつかないもので…。
税理士の積極的な営業、つまり、知らない会社を訪ねて「うちの事務所の方が安いですよ!乗り換えてください!!」みたいな明らかな行為は禁止されています。
(さすがに、突撃訪問販売みたいなことをしている税理士は聞いたことがないですし)
とはいえ、お客さんがいなければ収入もなく、生きていけません。
そこでまず、私が開業した時に考えたことの一つが「営業を定義する」です。



「営業」を定義する?
どういう意味ですか?
「営業」ってあいまいな言葉と思っています。
とりあえず、「お客さんに何かを販売する」みたいなイメージでしょうか。
でも、ハル税理士事務所の「営業」は、次の言葉で定義しました。
「遥か先へ向かう経営者の人生を末永くサポートする」



あれ、佐々木さんの事務所のモットーと一緒ですよ?
はい、当事務所のモットーでもあり、「営業」の定義でもあります。
当事務所の「営業」は「経営者のサポート」です。
その結果として、適正な報酬をいただきます。
でも、サポートする相手がいないと仕事がない、さぁ困った。
では、当事務所が「遥か先へ向かう経営者の人生を末永くサポートする」ことを知ってもらい、その価値観に共感した方がお客様になってもらえばいい、と考えました。
つまり、当事務所が「遥か先へ向かう経営者の人生を末永くサポートする」事務所であることを知ってもらうことが「営業」ですね。
そして、「遥か先へ向かう経営者の人生を末永くサポートする」ためには、経営者さんのことを知らねばなりません。
よって、「相手のことを深く知る」ことも「営業」ですね。
ちなみに、「遥か先へ向かう経営者の人生を末永くサポートする」の具体的な意味を一言で言うと「経営者の人生を中心にサポート方法を考えること」です。
次の記事が参考になります。


ということで、普段は地道に次のようなことをしています。
- ブログ更新
- 各種会合への参加(商工会など)
- クローズドの会合への参加、講師
- 社長さんへのレクチャー
- 士業の友達作り(営業というよりは知識交換できる飲み友達が欲しいから(笑))
まぁ、言葉にしてみれば、開業税理士さんが思いつくようなことを、当事務所のモットーに従って行っているだけです。
特に、ブログ更新は時間をかけて行っています。
その他、会合などでも「安くていいから仕事ください!」は絶対に言いません。
「遥か先へ向かう経営者の人生を末永くサポートする」を具体的に伝え、適正な対価をいただいている、ということを伝えています。
まとめ



ありがとうございました。
とりあえず…優雅そうな一日でしたぁ(笑)。
自分でも、優雅な、というかのんびりとした暮らしと思っています。
会社員や公務員をしていた時には想像もできないライフスタイルですね。
まぁ、収入はまだまだですが、あせらず少しずつ進んで行けるのも個人事業主のいい点ですね。



そういえば、開業してヒマができるとだらける、なんて話も聞きますが。
佐々木さんは大丈夫そうですね!?
私も、暇が多いとだらけそうな気がしていましたが、今のところ大丈夫そうです。
もともと、せっかちな性格で動いていないと気が済まない性質なので、だらけることは少なそうですね。
5年10年先を見据えて、少しずつ当事務所も進んでいきます。
当事務所に興味のある方は気軽にご連絡ください。